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2500万円の宇宙旅行  [宇宙]

------ 前回に続いて、


スペースポートビルの中へと、ヴァージン・ギャラクティックのマーク・バトラー氏の案内で中へと入って行く。ただし、撮影は禁止なので、この先の画像はありません。

ターミナルの53mもの幅の格納庫の上を渡る空中通路を通って行きます。この格納庫はほとんどフットボールコートと同じくらいの大きさです。

乗客はこの通路を通って行くときにスペースシップⅡとホワイトナイトⅡが眼下に泊まっているのが見えるでしょう。

これは地球上もっとも最先端の橋です。なぜなら宇宙船の上を渡る唯一の橋だからです。と、バトラー氏は語った。

ターミナルには、宇宙旅行参加者とその家族や友人たちのためのラウンジがあります。

また、フライトシミュレーター、スペースシップⅡの内部模型、それに医療機器やオフィスなどもあります。

お客様に加えて、ヴァージンギャラクティックは、パイロットから清掃要員まで、約80人の従業員を雇用する予定で、彼らはスペースポートアメリカで働くために通勤することになります。

乗客は宇宙旅行の前に3日間、最後のトレーニングを受けますほとんどが、実際のフライトの際に感じる重力に近いものを体験できるようにプログラムされた、飛行機によるフライトです。

少なくとも、最初に乗客たちは、Truth or Consequesnces市の宿泊施設から北西に位置するスペースポートか南東のLas Crucesに運ばれます。

スペースポートとインターステート・ハイウェイの間には38kmに及ぶでこぼこ道が続いています。

その道がLas Crucesに続いていますが、ニューメキシコ州は15億円ほどの予算をかけて整備する予定です。

完璧な道路、完璧なホテル、完璧な携帯電話サービスを用意したいと思っています。と、バトラー氏は言います。

しかし、また、私たちは現実主義者でもあります。実際には最初からそれらがすべて準備できるとは思っていません。


----- 続く

ニューメキシコ州の宇宙港が形を現した [宇宙]

数年に亘る建設工事の末、”スペースポート アメリカ”が最初の宇宙旅行客を乗せて飛び立とうとしています。

地元の人々は212億円の設備が経済効果をもたらすことを長く待ち望んできました。そして、ようやくその時が来ようとしています。

この地域にはたくさんの解決しなければならない事柄が山積していて、実現はむずかしいと思われていました。

ペギー・シャーマン氏が、第二の故郷と思っている地元のハッピー・ベリー・デリ (食堂)で語ったところによると、

「この建物が実際に建った最初のものなのです」

人口6500人、アルバカーキ市の240km南、ラス・クルーセスの120km北に位置するこの砂漠の中の都市は、1950年にその名前を"Truth or Consequesnces"略して"T or C"と変えました。そして宣伝のため、同名のラジオ番組のクイズショーを放送しました。

その前はこの場所は"Hot Springs" と呼ばれ、温泉とその西部開拓時代のジェロニモやビリー・ザ・キッドのゆかりの地として有名でした。

今日、ここはニュー・メキシコの中でも最も貧しい土地の一つです。

消費税の徴収が6年前に認められたため、48km南東に建設される宇宙港の建設費の一部に当てられました。

現在、T or C とその周辺の町の住人達は、彼らのお金が買おうとしているものがどんなものになるのか、また、約束された仕事(職)や観光客が落とすお金が本当にもたらされるかどうか、心配しながら、見ています。

「これが実現すれば、観光事業にとっては役に立つはずです」と語るのは宇宙港のTシャツを、彼が経営するサイケデリック絞り染めショップで売っている、ジェフリ・デュカット氏です。



宇宙港の内部

ヴァージン・ギャラクティックのマーク・バトラー氏もまた、ロケットが飛ぶのを見たいと思っています。彼は”スペースポート・アメリカ”の未来的なターミナルビルがちゃんと機能するよう担当するプログラム・マネージャーですが、彼の会社の”スペースシップ2 ”という ロケット飛行機と”ホワイトナイト2”という母船が今年後半に到着するための準備はできています。

現在、それらの技術テストが西に数百キロ離れた、カリフォルニアの Mojave Air and Space Port(モハベ砂漠にある空と宇宙の港) で行われています。

テストフライトが終われば、今後数か月のうちにヴァージン・ギャラクティックのフライト オペレーションは18,000エーカー(約73平方キロメートル・22万坪)の宇宙港に移ることになります。

Spaceport America は西のカバロマウンテンズと東のサン・アンドレス山脈に挟まれた、文字通り人里はるかに離れたところにその姿を現しつつあります。


夜明けに山の上に太陽が昇ると、ターミナルビルは砂漠の中の巨大な茶色のカブトムシのように鈍く光ります。

一本の砂利道が武装した警備員の詰所のある入口へと続き、そこからは”Launch Loop"とか"Asteroid Beltway"と読める案内標識のある舗装されたメイン通路が中へ伸びています。

数台のトレーラー、ドーム型のオペレーション・センター、4000m滑走路、そして、周りの山のスロープに会うようデザインされた、巨大な平たいカブト虫型のターミナルが見えます。

ここが、宇宙空間への弾道飛行に、一人約2500万円払うヴァージン・ギャラクティックの顧客が"Space Ship Two"に乗り込む場所です。

彼らはロケット飛行機の中に乗り、母船Whiteknight Two で50,000フィート( 約16.700m)以上の高度まで運ばれて放たれます。

ロケットに点火されると、超音速で宇宙空間との境目、高度99kmまで、数分間の無重力状態と窓からの眺めを楽しむために上昇します。

それから飛行機はグライダーのように下降し宇宙港に着陸します。離陸してからい時間半のフライトです。

これは一般的な飛行機のフライトとは違っています。バトラー氏にとっても、Spaceport America の宇宙空間へのゲートは、普通の空港ターミナルともちがっています。

我々が導入したのは一種の劇場です。NBCニュースが10万平方フィート(9300平方メートル)の施設を撮影している時に、語りました。この撮影ではまだ内装工事が囚虜していないので、撮影しないことが条件でした。

内装工事が終わり、フライトが始まると、乗客は外の通路を経由して、スタートレックのような滑り台の入り口を通って中へ入ります。


続く ----
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若田さん 宇宙から帰還!  [宇宙]


直前まで宇宙ステーションの船長を務めていた若田光一さん、フライトエンジニアのロシア人ミカエル・テュリンさん、同じくフライトエンジニアのアメリカ人リック・マストラッチオさんの3人の宇宙飛行士を乗せたソユーズ宇宙船は先ほど日本時間10:58a.m.にカザフスタンの草原に無事着陸しました。

一人ずつたくさんの人に抱えられて、宇宙船に付けられた滑り台をゆっくりすべって宇宙船の外に運び出され、すぐに体にフィットした、ソファに座らせられるとすぐに医療チェックが行われていました。

ソユーズ宇宙船は大きな一つのオレンジ色の4本の同心円のリングがプリントされた白いパラシュートを開いて降りてきましたが、パラシュートはすぐに回収されて割と小さめのバッグに二人がかりで詰められていました。

宇宙船の大きさは意外と小さいもので高さは2mくらいではないでしょうか。乗員を降ろすために周りにフレームが架けられスタッフがそれに乗って、乗員を降ろすためにハッチを開けました。

---結構、アナログというか、シンプルな感じですね。

パラシュートが開いてから、14分後、予定通り、日本時間10:58a.m.に着陸しました。

乗員は簡単なメディカルチェックを受けた後、ヘリコプターに乗せられて、基地へ運ばれます。

メディカルチェックは見てわかる範囲ですが、指先に計測器を挟んで測ったりしてたので、酸素が行き届いているかとか、血圧、心拍数などを測っていたのでしょうね。

チェックを受けている間、水を飲んだり、誰かと、トランシーバーなのか少し大きめの機械で話してました。結構くつろいだ様子でしたが、半年振りの地球(この表現がカッコいいですね)で、やはり重力が重く感じるのでしょうね。

その横たわったソファごと抱えられてヘリコプターに乗せられました。

基地へ運ばれた後、もっと詳しいチェックを受けながら2,3日病院に滞在するようです。

お疲れ様でした。
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